シート状素材の床暖房をプレカットし、電気配線加工までを工場で実施して、施工現場へ搬送出来ないか。との要望にお応えし加工・梱包作業の開発に取り組んでいます。
また、電気配線加工に問題が発生しないかや、施工時の配線施工性に問題はないか、使用するフロア材の違いで性能に影響がないか、等の実験を弊社作業場に実際に床暖房を設置しました。厚みや素材違いによる7種類のフロア材、断熱材の有無、セメント下地の3種類の下地工法を実証実験し、各実験エリアには熱電対を設置してデータロガーによる温度変化を記録するなど安全性・施工性・実用性も検証し、販売元のフジモリ産業株式会社と共により良い製品作りにチャレンジしています。
長尺鋼板外壁材にエンドユーザー希望の色を工場塗装出来ないか。との要望にお応えし、 弊社得意分野のロボット塗装ラインにて特注塗装を実施しました。
顧客ニーズに合った塗装というのは無数に存在しますが、その中で弊社が長年蓄積した 経験に基づいて、最適な塗装仕様をご提案し、よりスムーズに顧客にとっての要望を満たした性能の塗装に弊社はチャレンジしています。
世界の環境問題が表面化し、地球温暖化の一つの原因とされるCO2削減が世界の共通課題になるなかで、建築分野でも環境商材として太陽電池を用いた商品設計が加速しています。そのニーズに応えるため、外壁メーカーである株式会社ノザワと共同開発により誕生したアスロックソーラーウォール。
例えば10本のアスロックソーラーウォール(4m品)が発電する電力で年間0.7トンのCO2削減に貢献します。
弊社では、太陽電池外壁一体型(BIPV)の加工システムを開発、その特許も取得しました。 また、太陽電池を使用するには電気配線やパワーコンディショナー等の電気設備もあり、電気設備工事も含めた太陽光発電システムとしてのご提案が必須課題として上がり、施工に必要な知識・技術などを取り入れ、建築物件単位での太陽光発電電気設備工事にも弊社は果敢にチャレンジしています。